愛猫ナナちゃん

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愛猫ナナちゃん

リリーフ日記

2015/12/20 愛猫ナナちゃん

飼い主市川様より

火葬終えられて、しばらく経ちましたが、愛猫ナナちゃんへの思いを綴って頂きましたのでご紹介させて頂きます。

いつまでも家族…だなと思う、やさしさと感謝の気持ちあふれるお話でした。

「もう一度抱きしめたい」

１５歳５か月でななちゃんという名前の猫は魂の故郷へ帰って行った。
私の膝の上で苦しんでいる姿を見てもどうすることもできなかった。
私の腕に抱かれて２，３分で胸の鼓動が止まった。私は亡骸を抱きしめて激しく慟哭した。２０１５年１０月２２日午前４時４０のことである。
ななちゃんには感謝の気持ちでいっぱいである。
火葬をこちらへお願いし、最後の別れをしました。とても親切にしていただけて感謝いたします。
（アメブロに「もう一度抱きしめたい　ありがとうななちゃん」というブログを開設いたしました。医者選びや猫の病気のこと、命を助けに来た死んだ猫の話その他お伝えします）
http://ameblo.jp/catnanachan/

今でも私は、ななちゃんの写真を見ては「もう一度抱きしめたい」「もう一度会いたい」と涙が流れるのを抑えることはできない。
１２月１日に不思議な夢を見た。
明け方に目が覚めて、時間が早かったので１０分ほどうとうとした時のことだ。
部屋の中を見るとななちゃんがうずくまっていた。
「ななちゃん、やっと帰ってきてくれたんだね」
と私はななちゃんを抱き上げた。夢の中でもななちゃんがどこか遠くへ行っていたのだという意識があったのだろう。
ななちゃんは少し痩せていたが、亡くなる直前ほどではなかった。
抱き上げて数秒して降りたそうだったのでそっとおろすと、隣の部屋へ歩いて行った。隣の部屋には誰かか、あるいは猫だったかがいた。
それが誰だったかははっきりわからない。ななちゃんはいつものように自然体だった。
別の部屋にいる誰かに私は声をかけた。ななちゃんもそちらへ歩いていく。
「ななちゃんがやっと戻ってきたよ」
と私は声をかけて後をついていった。
そこで目が覚めた。目が覚めたときとても暖かく感じた。
いつもななちゃんを抱きしめたいと、嘆き悲しんでばかりいるから夢の中に出てきてくれたんだな、と思った。ななちゃんを今抱きしめるのは夢の中でしかできないのだから。
ありがとう、ななちゃん。
大好きなななちゃん。ななちゃんに最大限の愛情と感謝の気持ちをいつもいつも捧げているよ。